会長あいさつ

平成30年5月27日(日)第55回新宿区手をつなぐ親の会定期総会並びに社会福祉法人新宿あした会報告会を、新宿区長はじめ多くのご来賓の皆様にご出席を賜りまして開催できましたこと、心よりお礼申し上げます。
今年度は役員改選の年で、新役員・新幹事が総会で承認され、新体制のスタートです。
多くの役員や幹事は仕事をされていて、それぞれお子様の状態やご家庭の事情もあるなかで、快く役員・幹事を引き受けてくださいました。会員の皆さんにもご協力いただいて、力を合わせて活動をしていきたいと思います。

また総会で親の会会則の改正の承認をいただきました。大きく変わった内容は次の二点です。
1、理解啓発部とボランティアセンターが新たに加わり、それぞれ部長を置きました。
・理解啓発部では、疑似体験を行っているキャラバン隊「Winds」が中心となり、共生社会実現に向けて知的障害の理解を広げていく活動を積極的に進めていきます。
・ボランティアセンターでは、行事等のお手伝いをしていただく学生や一般の方へのボランティアの募集をします。部長には人と人とを丁寧に繋げていく役割をお願いしています。

2、東京都手をつなぐ育成会権利擁護支援センターの支部としてスタートした「すけっ人らいん」。その適正な運営のために、会則の中に個人情報保護の文面を入れることになりました。それにともない個人情報保護規程も新たに作りました。任意団体ですが法律に基づき、しっかり個人情報を守っていきたいと思います。すべての会員から、また外からも信頼される団体であり続けたいと思います。

一つ大切なお知らせがあります。本人部の「新宿えがお会」を今年の4月で解散しました。十三年前に本人部を充実させるために「新宿えがお会」を立ち上げて、本人部の代表として運営委員会を設けて、その人たちを中心に活動をしてきました。最初は多くの支援が必要でしたが、年々経験を積み重ねていく中で、力をつけてきて、親の会の行事の「チャリティバザー」や「新社会人を励ます会」などで活躍していただきました。しかしこれら行事がなくなり、本人たちが活躍できる場が少なくなってしまいました。またちょうど「知的障害児・者自己決定支援ハンドブック」普及活動の中で、日常生活における「26の権利」について私たちも学んでいて、本人の思いや希望に応えられる新しい本人部会のあり方を考えていく時期でもありました。
「新宿えがお会」を解散しても本人部がなくなるわけではありません。ただ運営委員会を解散したため、今年度は本人部長をおくことを見送り、次年度にむけて選出方法などを検討していきたいと考えています。今年度は本人向けの勉強会などを親の会で企画して、本人たちが集い、学び合う場を提供していきたいと思っていますので、是非ご参加ください。
これまで「新宿えがお会」を支えていただきましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

新しい親の会の活動「ごきんじょねっと」や「幸麗会」が軌道に乗ってきて、顔の見える関係作りが着実に広がっていることを大変嬉しく思います。「老い」は皆平等にやってきますが、やりがいのある活動が健康長寿に効果があるともいわれています。外出して、多くの人と交流をし、楽しくおしゃべりをして、無理のない範囲で活動に参加することは会員一人ひとりにとって大切なことだと思います。それに人と繋がっていると、思いがけず良いこともあると思っています。
私たちをいつも温かく応援してくださる区長様はじめ区議会の皆様、行政の皆様、民生児童委員の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様に感謝の気持ちを持ちながら、会員の思いをしっかり受け止めて、生涯に渡って誰もがこの新宿で幸せに暮らしていけるように、今年度も幅広く活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新宿区手をつなぐ親の会
会長 内藤 美那子