第2回学習会「大塚晃上智大学教授講演会」の報告

9月23日 上智大学社会福祉学科教授の大塚晃先生の講演会報告

新宿区手をつなぐの親の会では2016年度日本財団助成事業
「知的障害児・者の自己決定支援ハンドブックの作成」に取り組んでいます。
委員会を7回、学習会を4回予定しておりますが、
今回は上智大学社会福祉学科教授の大塚晃先生に
お越しいただいての学習会を行いました。

先生のお話しは何回か伺ったことがあり、私たちは大変影響を受けています。
先生の息子さんも、私たちの子どもと同じ知的障害があり、お話を聞いていると
親として共感できるところはたくさんあります。
先生の息子さんはグループホームに3年間いらしたそうですが、
落ち着かなくなり出されてしまったそうです。
荷物を取りに行ったときに先生は地域生活を実現できなかった悲しさ、
残念さを感じて涙が出てきたそうです。
ただ、今は親子とてもいい関係だと話されていました。
何がその人にとってよいのかわかりませんね。
でも今が幸せということも大切だと思います。
大塚先生は学者さんという立場だけではなく、障害者の親としての思いが
福祉政策にもいかされていると思うので大変心強く感じます。

最後に、どんな重度の人でも物語はある。
そのときのエピソードは意思決定支援の重要な資料になると、
何となくわかっていたことですが、再度確認ができました。
その他障害者差別解消法の問題点、健常者と比べての差別解消の内容になっていること、
意思表明が必要なこと、建設的な対応を働きかけるということなど、
知的障害者にとっては厳しい内容だという話も伺うことができました。


それでも一歩ずつ前に進んで行っていると思います。
本人たちを支えていくためにみんなで協力していきたいですね。
先生ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。